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足のむくみ 足のしびれ 北九州 近くの病院

今年も早くも6月になりました。1年の半分が経過しています。皆さんどうしていますか? 歩くのは暖かくなってきてからと思っていたあなた、もうすぐあの暑い夏がやってきます🌞今回は日常でよく診察する足のむくみや足のしびれに関して少し自分の考えや診断法などのついて話したいと思います。足のむくみは沢山の原因で起こります。まず臓器障害として、心不全、腎不全、肝硬変などがあります。診療で、よく目にするのは心不全が悪化して、動悸、息切れ、体重増加、両下肢のむくみ(浮腫)を起こすことがあります。またそれ以外に多いのは運動不足と靴下での締め付け過ぎで足首から下あたりが浮腫むことがあります。これは歩くことで静脈が心臓に向けて血液を戻すので、改善します。他にリンパ浮腫と言ってリンパの流れが悪化すると足が象の足のように腫れることがあります。リンパ浮腫は何度かブログで書いた五苓散が比較的に効きます。足のしびれは圧倒的に腰椎の疾患で起こることが多く、腰部脊柱管狭窄症、椎間板ヘルニア、腰椎すべり症、変形性腰椎症、腰椎圧迫骨折などにより、坐骨神経症状、馬尾神経症状を呈します。皮膚のデルマトームと言って、神経痛の部位の想定に使うしびれの範囲での予測や腰椎のレントゲン撮影、50歳以上の女性の方は骨密度などを測定し、骨粗鬆症がないか判断しています。また両方の手足にしびれを感じる場合は末梢神経障害と言って、自律神経症状を考えます。麻痺などの運動神経障害がある場合は脳梗塞なども考えられるため、至急MRI撮影や適切な治療の受けられる病院への紹介なども行っています。詳しいことは外来で👋
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