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耳鳴り
GWも今日までですね。何をして過ごしましたか?飲みすぎ、食べ過ぎて、運動せずに過ごしませんでしたか?😉
今日は日頃、皆さんからよく質問・相談される耳鳴りについて自分なりに少し話したいと思います。
耳鳴りは耳が悪くなるよことによる脳の反応と考えられています。耳は音を鼓膜、耳小骨、蝸牛神経と内耳に伝え、それを聴神経が聴覚野という、反対側の脳の音を認識する部分に伝えて音(意味)判断しています。年齢とともに蝸牛神経などの低音域や中音域、高音域を担当している部分が聞こえにくくなっていきます(難聴になっていきます)。その際に聴覚野や聴神経が聞こえない音を過度に補うために音を拾う感度を上げようとします。聴神経や聴覚野が電気信号を上げようとする(スピーカーで音量を上げたような状態となり)と音が聞こえていないところで静かにしていると蝉がなったような耳鳴りが起こることになります。過度に不安がる必要はありません。幸い耳鳴りでは死にません。音が聞こえにくくても生活はできます。それよりも大音量でイヤホンで聞いている子供たちの今後の方が不安を感じます。少し音を下げて、相手の口の動き、表情を見て、何を話しかけているのか判断するぐらいでちょうど良いと思います。テレビのニュースで流れていることがすべて本当とは限りません。その情報で不安な思いをするのであれば、テレビや音楽のない生活も耳にとっては心地よいのかもしれません。
それでは良いGWを。GW明けに皆様と元気姿で会えることをお祈りしています。ではでは👋