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甲状腺 橋本病 甲状腺機能低下症 バセドウ病 甲状腺機能亢進症 北九州 近くの病院
連日雨が続き、豪雨で増水、地滑りなどもあり、不安な日々が続きます。せっかくのGW家族や帰省した仲間と楽しみたいですよね。今日は甲状腺疾患について少しお話ししたいと思います。甲状腺は大きく分けて、機能的に甲状腺機能亢進症と甲状腺機能低下症に分けられます。厳密には甲状腺ホルモンの異常のないものや潜在性と言って、厳密には甲状腺ホルモンは異常ないが、刺激ホルモンが亢進症、低下症のいずれかに傾いているものなどもあります。また甲状腺エコーを行い、サイズ、血流、腫瘍の有無などから診断を付けています。採血では甲状腺に対する抗体を作っていないか、確認し、バセドウ病や橋本病の診断に役立てます。これらの甲状腺ホルモンの異常に甲状腺機能亢進症症状:動悸、息切れ、頻脈、発汗、体重減少、不眠、イライラ、眼球突出などあれば、メルカゾールやビソプロロールフマル酸などを使って治療します。また甲状腺機能低下症症状:倦怠感、記憶力の低下、動作緩慢、浮腫み、寒がり、体重増加、気力がない(抑うつ感)などあれば、チラージンを開始し、甲状腺機能を定期的(3ヶ月に一度)に見ながら増減させて安定させます。女性の方の原因不明の愁訴の原因であることがあり、鉄欠乏性貧血と甲状腺機能を採血時に症状を見て追加することもあります。詳しいことは外来で👋
