寒い日が続きます。インフルエンザAの感染はやや終息にしつつありますが、コロナの感染が増えてきています。皆さんどうお過ごしでしょうか？25/4/1より帯状疱疹ワクチンが65歳以上を対象に5年毎の定期接種化が本格的に開始となる見込みです。今受けられる帯状疱疹ワクチンは不活化ワクチンのシングリックス（2回打ち）と生ワクチンのビゲン（1回打ち）があります。2種類とも定期接種で受けられるようになる様です。5年毎の追加接種が予定されており、肺炎球菌ワクチンで行っていたように65、70、75、80、85、90，95，100歳が対象となります。今後各地方自治体、北九州市からの発表で負担額などが決定されると思います。帯状疱疹ワクチンは50歳を境に再燃する機会が多くなり、高齢者の神経痛の原因となります。水痘・帯状疱疹ウイルスが原因で、水ぼうそう（水痘）に罹った後、ウイルスが、神経節（背骨）に残り、抗体ができても完全に体から除去できません。一度できた抗体も50年過ぎる頃にきれてしまい、何らかの免疫不全状態となった時に、帯状疱疹として、体の神経節に沿って水泡を形成し、現れます。インフルエンザ、コロナなどの感染症に罹って、一時的に免疫力が下がってしまった時、寒さやストレスで免疫力が低下した時に再燃するケースが多く、若者でも見かけることが稀にあります。帯状疱疹ワクチンの詳しい情報は今は厚生省のHPで確認してください。それでは外来で👋