夏の暑さを日に日に感じる今日この頃です。皆さんどうお過ごしでしょうか？家の中でクーラーばかり当たっていませんか？

今日は夏バテについて少し話したいと思います。この時期よく、だるい、疲れやすいといった症状の方が多く見られます。夏場にだるい、疲れやすいから夏バテと安易に考えてしまいます。

夏バテとは暑さそのものやクーラーなどのかけ過ぎで寒暖差が強すぎると自律神経がうまく機能できず、体温調節が上手くいかなくなったり、胃腸の機能が調節できず、食欲がわかない状態と考えています。それにより、高熱、だるさ（倦怠感、疲労感）、食欲不振、頭痛、吐き気などの自律神経症状が出ます。また長時間外で直射日光に当たった状態だと脱水症状、筋痙攣（体中の筋肉がつる）などの症状も起こります。ただし、咳や痰、喉の痛みなど風邪症状は伴いません。もし風邪症状があるならば、コロナの可能性があります。最近はあまり、テレビで報道されなくなりましたが、コロナ感染も夏場に起こると鑑別しにくいことを過去3年間経験しました。未だに騙されそうになりますが…。

ただ、圧倒的に夏バテは増えてくる時期です。適正に水分や塩分などの電解質を口にすることで悪化を防ぐことができます。それでも悪化する場合は点滴などの治療が必要になることがあります。今年の夏も元気に過ごしたいですね。それではまた👋