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主治医意見書 八幡西区 要介護 要支援 認知症 ADL低下
秋になり、食事が美味しい季節になりましたね。夏の間、しなかった運動の為、増えた体重を元に戻す運動の秋でもあります🍁
今回は高齢化する日本社会の中、北九州市は政令指定都市の中で一番高齢化率が高く、それを少ない若者で支える時代に突入しています。僕達を生んでくれた両親が高齢者になってきています。現在、介護保険を使ったサービスの充実や居住空間としての特別養護老人ホーム、サ高住、有料老人ホーム、介護老人保健施設(老健)など様々なタイプの住宅型の医療ケアやリハビリサービスを受けられる施設があります。⚠️それぞれ入所対象や費用、医療ケアの時間が異なります。
介護保険が受けたい、受けた方が生活が安定すると考えた人に作成するのが、主治医意見書です。主治医意見書を受けるためには、①八幡西区区役所 保健福祉課で介護保険担当の方に介護保険が申請したいことを伝えます。②主治医意見書を書いてもらう医院を指定します。③指定された医院に主治医意見書が届きます。④病院で主治医意見書を作成します。⚠️基本的に当院に受診歴のあるかかりつけの患者さんに対して作成しています。主治医意見書作成に必要な認知機能の検査(長谷川式認知症スケール)やしばらく検査受けていない方は再度必要な検査、体のADLの低下、歩行能力や衣食住についての質問、可能ならば家族の方から他に困っていることや認知症周辺症状などないか聞き取りします。⑤認定調査員が、本人のところにきて74項目の身体機能、生活機能、認知機能の確認を行い、聞き取り調査票を作成します。⚠️主治医意見書作成より先に認定調査員が自宅訪問することが多いです。⑥主治医意見書と聞き取り調査票をもとに介護認定審査会が行われ、要介護度の認定がされます。介護度により受けられるサービス、内容、頻度が異なります。
加齢とともに認知症の方や体の機能が低下してくる方が増えていきます。病院に歩いてこれなくなる方もおられます。加齢は今後も皆に同様に起こります。自分の為、親の為、家族にために今皆さんに何ができますか?
それではまた外来でではでは👋