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マイコプラズマ 肺炎 気管支炎 感染症
最近、急に暑い日中から夜は少し肌寒い日が続き、室温調節に困る時期です。もう少しで秋の訪れを感じます。皆さんいかがお過ごしでしょうか。今日は最近、巷で増えつつあるマイコプラズマ感染症について少し私見を含めて書きたいと思います。小児でかかることが多く、幼稚園、小中学生、青年、大人でもそれに関わる仕事の方はかかることがあります。乾性咳嗽といって、痰の少ない乾いた咳やそれに伴い、喘息、気管支炎を起こすこともしばしば見かけられます。ほとんどの方は歩いて外来に通院されます。今年は大流行した2016年を追い越す勢いで広がっています。自然に治癒するケースも多いらしいのですが、咳が1か月程度長引きます。外来受診した患者さんには抗菌薬はクラリスロマイシン、エリスロマイシン、ジスロマックなどのマクロライド系抗生物質が効かない耐性株が増えており、ミノマイシンやニューキノロン系薬剤が第一選択となる場合が多いです。マイコプラズマの抗体検査もあるのですが、ペア血清といって、2週間後に再度マイコプラズマ抗体価が貯蔵している場合確定診断となる為、疑わしいがきちんと診断がつかないケースも多々あります。感染経路は飛沫感染と接触感染なので学校、幼稚園、保育園などで広がりやすいです。コロナ去ってまた一難、それが去ってもインフルエンザなのでしょうか?詳しいことは外来で、ではでは👋